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  • The Iron Maiden

    The Iron Maiden

    ★★★

    [※この"彼女"は人間ではありません]

    中々インパクトのある題名かと思うが、どうか安心してほしい。ここでいう"彼女"は人間ではなく蒸気牽引車のことである。機関車トーマスでいうトレバー(昔から脇役ばかり好きになる私の大好物だった)。ということで、本作品は愛すべき蒸気牽引車野郎ジャック・ホプキンズの物語である。彼の勤める航空開発会社が飛行機を売りつける先の社長一家の乗る車を蒸気牽引車で轢くという渋めの事故から発展するカラッとしたロマンスを描いている。車と蒸気牽引車が幾度となく対比されるが、蒸気牽引車の目線の高さには全く触れないのが中々にもどかしい。しかも、クライマックスとなるラストのレースが、何をどうすれば勝つレースなのか全く分からんので、わちゃわちゃしてたら勝ったという全く爽快感のない終幕になっていてちと残念。だが、ロマンスを完成させたら一瞬にして蒸気牽引車が映画から消え去るのが最高に笑える。

    蒸気機関ティップスとして洗ったシャベルにベーコンと卵を乗せて内燃用の窯で焼いたり、使用済み蒸気を薬缶に入れて紅茶を飲んだりするのを学んだ。お世辞にも美味しそうではないが。

  • The Eighth Door

    The Eighth Door

    ★★★½

    [レジスタンスのリストを巡る精神劇]

    私が勝手に"クロアチアの至宝"と呼んでいるニコラ・タンホーファーの作品。彼は50年代ユーゴスラビア映画を代表する一作『H-8...』で世界的に有名な監督であり、同年代のヴェイコ・ブライッチ(Veljko Bulajić)やブランコ・バウエル(Branko Bauer)といったクロアチアの映画監督たちと共に世界の映画史から忘れ去られた存在となっている。時は1942年、第二次世界大戦中のドイツ占領下のベオグラード。老齢の大学教授プレドラグはタバコを買いに出た先で、当局とレジスタンスの銃撃戦に巻き込まれる。トラムの駅にいたプレドラグは黒服の女の掛け声で我に返って電車へと乗り込み、後から乗り込んできたレジスタンスの男を含めた四人がトラム最後尾の乗車口に取り残されてしまう。映画は血塗れで帰宅したプレドラグの回想から始まり、家を一歩も出ることなく、レジスタンスの男から知らずに託されたレジスタンスメンバーのリストを巡る血みどろの駆け引きを描いている。そして、リストの存在を知っている娘ヴェラとそれに関わらせたくないプレドラグの戦い、そして家族と掃除婦の外世界からの来訪者への怯えというカレル・カヒーニャ『耳』のような精神劇へと様変わりしていく。

    本作品は『H-8...』と同年に製作された、クロアチア史上初のテレビ映画だっらたしく、確かに冒頭の回想シーンの編集は同作に近い。本作品のリメイクが20年後に、これまたテレビ映画として製作されているらしい。

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  • The Artist

    The Artist

    ½

    Non talking movie and silent film is completely different thing. This is just talkie film without voice. I don't feel any "love for the silent films" from this piece of crap.

  • As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty

    As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty

    ★★★★★

    One of the most beautiful movie in the world. Family footage which doesn't aim to show off what he achieved becomes his revolving lantern. And now, Mekas is gone. One era just ends.

    By the way, the color is just like KRISHA by Trey Edward Shults.